wimaxの自宅利用にもっとも適切なもの
WiMAXは持ち運び用のモバイル回線として利用されてきましたが、ここ最近、自宅で利用できるタイプのホームルーターも発売されています。自宅の固定回線代わりとしても利用でき、モバイル版は外でもインターネットが利用できることが特徴でしたが、ホームルーターは「自宅専用」であるため、同時接続台数や電波環境が大幅に強化されました。そのため自宅のどこにいても快適なネット環境を利用できます。
どのホームルータが良いのかわからない方のために、
そこで最近発売されている代表的なホームルーターをご紹介します。
- WiMAX HOME 01
- Speed Wi-Fi HOME L01s
- novas Home+CA
WiMAXの自宅利用を考えている方であれば、この3機種の中から選んでおくと間違いないでしょう。
特徴としてどれも通信回線はWiMAX2+であり、電波感度がとても良い事が挙げられます。
wimaxで速度が速いサーバーはこれだ
製品名 | WiMAX HOME 01 | Speed Wi-Fi HOME L01s |
novas Home+CA
|
製造元 | NECプラットフォーム | HUAWEI | 株式会社シンセイコーポレーション |
通信速度 | 下り最大440Mbps | 下り最大440Mbps | 下り最大220Mbps |
対応ネットワーク | WiMAX2+/au4GLTE | WiMAX2+/au4GLTE | WiMAX2+ |
同時接続台数 | 最大22台 | 最大42台 | 18台 |
WiMAX HOME 01、Speed Wi-Fi HOME L01sの通信速度が速い事がわかりますね。
特にSpeed Wi-Fi HOME L01sは同時接続台数も多く、新しい機種ということも有りスペックも高いです。そのため最もおすすめのホームルーターではないでしょうか。
自宅で使用する場合のwimaxの速度
自宅で利用する場合のWiMAX2+速度 | |||
時間 | 下り速度(Mbps) | 上り速度(Mbps) | 応答速度(ms) |
朝(8時〜11時) | 48.45 | 9.89 | 37.6 |
昼(12時〜15時) | 49.57~45.96 | 9.59~13.14 | 34.2~35.4 |
夜(18時〜21時) | 44.44~34.41 | 12.46~10.15 | 37.6~36.2 |
夜になるとインターネット利用者が増えるためやや遅くなりますが、あまり大差はありません。
平均的に40Mbps出ているため、これだけの速度が出ていれば日常生活で困ることはほぼ無いでしょう。
家や戸建てでwimax を使用するメリット。光回線との違い
ここまで据え置き型ルーターの機種についてご紹介してきましたが、
据え置き型のWiMAXを使うことによって、得られるメリットは大きく5つに分けることができます。また自宅用の通信回線といえば光回線と思われている方も多いと思いますが、WiMAXのメリットをご紹介した上で、違いを説明していきます。
自宅でwimaxを使うメリットは大きく分けて5つです。
- 月額料金が安い
- 家のどこにいても高速通信が可能
- 無線のため、余計な配線コード無しで使える
- 工事不要で使える
- 同時接続可能台数が多い
それぞれ説明していきます。
- 月額料金が安い
結論から言うと、光回線のおよそ半額で月々利用可能です。
一般的な料金体系は、
- 光回線 戸建て利用:月額5400円〜
- WiMAX HOME L01s:月額2726円〜
となっています。(※契約内容によって変動します。)
光回線などの固定回線では、回線契約のほかにプロバイダー契約が必要です。他にも一般的に戸建住宅では初期工事費として18,000円ほど別途でかかってしまい、回線費+プロバイダー契約が月額料金です。
それと比べ据え置き型ルーターではプロバイダー料金、工事費などは一切かからずに利用でき月々の料金を抑えることも可能です。
- 家のどこにいても高速通信が可能
据え置き型ルーター端末では電波の届く範囲であればどこにいても高速通信が可能です。スマホ、PCのどちらでも動画再生など快適に利用できます。
特にHOME L01sは下り最大通信速度が最大440Mbpsとと他者のルーターと比較しても約2倍ほどの通信速度となっているのが特徴です。
また、電波の受信感度が非常に良いため電波が強いエリアではより高速に使いうことができますしそうでなくても快適につかうことができます。自宅の電波環境でお悩みの方には最適なホームルータと言えるでしょう。
- 無線のため余計な配線コード無しで使える
光回線などでは複数の回線や設備が必要となり、コードが邪魔になることも多いのではないでしょうか。据え置き型ルーターは無線ルータでありコードも少なくすっきりとしているため、とてもスマートに使うことができるのも特徴です。
- 工事不要で利用できる
据え置き型ルーターと光回線などの固定回線の最も大きな違いは、工事があるかないかです。
据え置き型ルーターで必要となるものはコンセントのみであるのに対して、光回線などでは、近くの電柱から配線を引き込むための開通工事が必要です。
据え置き型ルーターではインターネット環境を整えるのに余計な時間やコストもかからず準備ができ、即日利用も可能です。そのため引っ越ししたばかりの人や、転勤が多い方は据え置き型ホームルーター端末を利用するのがおすすめといえるでしょう。
- 同時接続可能台数が最大40台!
据え置き型ホームルーターでは同時接続可能台数が多いのもメリットの一つといえます。
特にHOME L01sでは5GHz帯、2,4GHz帯それぞれ20台ずつ接続が可能となっており、広範囲で安定した通信環境を利用できます。また、Wi-Fi接続もQRコードを読み取るだけで利用可能で、SSIDやパスワードの入力が不要です。そのため、誰でも簡単に利用できるのが大きなメリットではないでしょうか。
メリットをいくつか紹介しましたが、光回線との違いをまとめると、
- 回線開通工事が不要のため、すぐにインターネット環境が利用できる。
- 月額料金が安い
- 別途購入するものなど、余計なコストがかからない
光回線では利用制限なく高速通信できるのが魅力的ですが、導入まで時間やコストがかかってしまいます。手軽に早くインターネット環境が利用したいという方は、ぜひ据え置き型ホームルーターの導入も考えてみてはいかがでしょうか。
wimaxは固定電話も使用できる?
WiMAXには基本的にインターネット回線のみですので、光回線などに付随している「ひかりでんわ」といった音声通話サービスは用意されていません。
ただし、NTTコミュニケーションズが提供している「050 plus」といったサービスを使えば月額300円〜お使いのスマホを固定電話代わりとして利用できます。その代わり、番号が緊急ダイヤルができなくなってしまいますので、利用の際は注意しましょう。
モバイルルーターも利用可能
wimax据え置き型のホームルーターのほかにも持ち運び用のモバイルルーターが存在します。ホームルーターとの違いは、持ち運びがしやすく、家でも外でも気軽にインターネット環境を利用できるところではないでしょうか。
持ち運び用ではあるものの、自宅用としても利用できるのが大きな特徴です。
ホームルーターと比較しても種類が豊富であることがわかります。
ルーターを使用すると電波が弱い?
モバイルルーターは建物の中や、高い建物が密集した場所では電波が悪くなることがあります。ホームルーターの場合は問題なく使用できますが、モバイルルーターだと電波が届くエリアも狭いため、「ルーターがおいてある部屋」でしかネット利用ができません。
ルーター拡張の使用方法
ルーター単体だと電波が届くエリアが狭いため電波が弱くなることを説明しましたが、対策として「無線LAN中継機」を利用する方法があります。
Wi-Fiルーターとインターネット利用場所の中間地点に「無線LAN中継機」を設置することによって、電波が届かなかった部屋でも受信できます。家電量販店にも売っていますので、接続が悪い場合は試してみると良いでしょう。
wimaxを使用する時の設置方法の流れ。据え置き型のルーターを使用せよ
ここまでwimaxルーターについて解説してきましたが、自宅で使うには据え置き型のホームルーターを使用することをおすすめします。
ここでは「Speed Wi-Fi HOME L01s」の設置方法の流れについて解説していきます。
以下のような手順となります。
- プロバイダー選び
- コンセントに刺すだけでOK
- かざすだけで接続が完了
- 専用アプリをダウンロードする
- プロバイダー選び
申し込む上で大事なのはどのプロバイダーに申し込むかです。
契約方法も様々ですが、2年契約の場合最もお安くなるのは「カシモWiMAX」です。キャッシュバック等のキャンペーンは行っていませんが、月額料金の安さに定評があり、24カ月以内であれば最安級プランで月額2,680円と他社と比較しても安いことがわかります。
- コンセントに刺すだけでOK
特に工事などは不要です。ルーターが届いたらコンセントに接続するだけで
利用開始できます。ただこの際、近くに電化製品などある場合通信速度が遅くなる場合があるので、あらかじめ設置場所を確保しておきましょう。
- かざすだけで接続が完了
Wi-Fi設定はSSID・PWの入力は不要です。NFC対応端末であれば、端末を上部にかざすだけで接続が完了します。(スマホの場合)また、端末にQRコードも記載されていますので、上記の方法で接続できなかった場合はQRコードを読み込んでみましょう。
- 専用アプリをダウンロードする
専用アプリ「Huawei HiLink」をダウンロードしておくことで、通信容量や電波の状態などルーターの状態を確認できます。わざわざルーターの場所に行かなくても、スマホで確認できるのがSpeed Wi-Fi HOME L01sの特徴です。
マンションで使用する場合はクレードルが必須
先程、wimaxの電波は高い建物が密集している場所では電波が弱くなる事を解説しました。無線LAN中継機のほかにもモバイルルーター専用のクレードルを使った対策があります。
クレードルとは拡張機器の1つであり、ルーターの充電や有線LAN接続が可能です。有線LAN接続をしたほうが無線より安定するメリットもあり、WiMAXの電波が届きにくいマンションでも安定した通信速度を確保できます。
クレードルはWiÂAX契約後でも約3000円で購入ができますので、1つ持っておくと良いでしょう。
タワーマンションでもwimaxは使用可能
WiMAXの電波が高層階に届きにくい理由の1つとして、基地局から電波は、下に向けて発信する仕組みとなっているため、上層階には電波が届きにくいのです。
しかし、高層ビル専用のアンテナを設置するなど、高層マンションへの対策が進んでおり高層階でも電波が届くようになっていますので問題なく使用できるでしょう。
都心と地方では電波状況が違うため。wimax のエリアを確認しておこう
WiMAXを購入の際、必ず確認しなければいけないのは「エリアの確認」です。
公式ページにサービスエリアマップが必ず提供されており、
基本的にWiMAXは全国どこでも対応しています。しかし地方に行くと使えない場合が多く「wimax」「wimax2+」「LTE」によっても電波状況が異なる場合もあります。そのため購入前にどの通信規格が対応しているのか確認しておくと良いでしょう。
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