大手キャリアの中でももっとも多いシェアを獲得していることでも知られているDocomo。
実は携帯電話のサービスのほかにもポケットwifiを展開しているってご存知でしたか?
なぜか知られていないこのサービス、初めて知るという人も多いはず。
この記事ではドコモのポケットwifiサービスの概要から、料金プラン、通信速度、メリット・デメリットまで気になる点を網羅してご紹介したいとおもいます。
ドコモのポケットwifi公式サイトについては以下からどうぞ。
他のポケットwifiを比較したい方は以下からどうぞ。
- ドコモにもポケットWiFiがあるって本当?
- ドコモ利用者に人気らしい
- シェアパックってどんな仕組みなの?
- 2台目プラスのシェアプランは?
- 気になる料金プランを大解説!
- ドコモユーザーの場合は?
- ドコモ以外のキャリアではプランが違う?
- ドコモのポケットWiFiの端末を比較してみた!
- DocomoのポケットWiFiを使うメリットが知りたい!
- ドコモの回線を使っているスマモバも人気がある!
- 使い放題のプレミアモバイルは超おすすめ!
- 回線エリアを解説
- 逆にドコモのポケットwifiのデメリットはなにがある?
- ドコモのポケットWiFiを利用者した人の口コミを紹介
- 他社サービスとドコモのポケットwifi を料金やスピード等で比較
- 結局ドコモのポケットwifiはどんな人におすすめ?
- まとめ ドコモや他社サービスのポイントを比べてから使うといい
ドコモにもポケットWiFiがあるって本当?
Docomoといえば、日本でも最大手の携帯電話および通信キャリア。
実はそのルーツは1968年にまでさかのぼります、1972年には携帯電話の通信研究所を作るなど日本のモバイル通信そのものの歴史を持っているんですね。
長い歴史があるため、親がドコモユーザーだから家族でドコモの携帯を使っているというご家庭もたくさんいるのでは?
格安SIMの人気が高まってきている現在でもその人気は健在で、2018年3月16日に総務省が発表した「電気通信サービスの契約数及びシェア」の中でドコモは全体の39.1%ものシェアを獲得して1位でした。
ちなみに他の大手キャリアであるauは27.2%、ソフトバンクは23.4%でした。
これだけ大きい会社の提供するポケットwifiサービスがどんなものか気になりますよね。
実はポケットwifiはY!moblileの商標で、ドコモの公式ではモバイルWifiと表記されています。この記事内ではわかりやすいようにポケットwifiで記載を統一いたします。
ドコモならではの安定した高速通信が利用できるのが最大の特徴です。
ドコモ利用者に人気らしい
実はこのドコモのポケットwifiは、料金プランが特殊に設定されていて初見だとわかりにくいかもしれません。
ただドコモユーザーはお得に利用できる仕組みなので、スマホやタブレットをドコモで契約している人から人気なようですよ。
というのもドコモはエイベックスと提携して、dTVという映像配信サービスを提供しているのも大きいんです。
NTTドコモのdocomo IDを利用して登録するこのサービスは、月額500円で映画・ドラマ・アニメ・ミュージックビデオが視聴できます。
2014年からはドコモユーザー以外でも利用できるようになりましたが、まだまだドコモ利用者が大半を占めている様子。
お手ごろ価格で動画配信が楽しめることから、通勤通学のお供や暇つぶしなどに利用する人も多いんです。
でも普通のプランで動画視聴してしまうと、あっという間に速度制限がかかる・・・。なんて誰しも経験したことがありますよね。
特に高画質の動画視聴の際には大きなデータをやりとりするので、パケット残量が気になる・・・。
そんな悩みを解決したいかたにおすすめなのが、このポケットwifi。
Wifiを飛ばすのでもちろんスマホ以外にもタブレットやパソコン利用時などマルチに使うことができますよ。
シェアパックってどんな仕組みなの?
ドコモでは基本プランのほかに、通信料金のプランが大きく分けて2つ用意されています。
基本プランは
・シンプルプラン(家族内の通話が無料)
980円
・カケホーダイライトプラン(5分以内の通話が無料)
1,700円
・カケホーダイプラン(24時間国内通話無料)
2,700円
・データプラン(通話プランなし:タブレット用)
1700円
の4種類から選ぶ方法となっています。
あまりスマホを使わない人はシンプルプランかカケホーダイライトプランを利用する傾向にあるようですが、基本的にカケホーダイプランを契約する人がほとんどだそう。
上記の4つの基本プランに、通信データ別のプランを選択して組み合わせます。
それがベーシックパック・ベーシックシェアパックです。
・ベーシックパックの特徴
ベーシックプランはその名のとおり、基本的でシンプルな料金プランです。
一人で利用する人、家族とは分けた名義で登録している人に向いています。
使用するデータ量が少なくても多くても、自分だけが利用するのでデータ量を分け合うことはできません。
データ量は1GB・3GB・5GB・20GBと、少量から選択できます。契約するデータ量が少ないだけあって、金額も抑え目なのが魅力だといえます。
・ベーシックシェアパックの特徴
一方でシェパックは家族間でデータ量をシェアできるというもの。
たとえば、お父さんが家族全員分の携帯電話を契約している場合などは誰か1台分を大きなデータ量が使えるプランにして、それを分け合うということもできます。
データ量は5GB・10GB・15GB・30GBから選べます。
使えるデータが大きいことと、シェアができるということから料金はベーシックパックと比較すると少し高め。
割安に利用する場合は複数端末契約必須ですね。
2台目プラスのシェアプランは?
シェアプランを利用するときに気をつけたいのが、代表回線からデータをシェアするときに子回線は端末ごとにシェアオプションの500円を支払う必要があるということ。
たとえば、お父さん(親回線)からデータをシェアする場合は
お母さん(子回線1)500円、娘さん(子回線2)500円の計1,000円のシェアオプション料金がかかります。
端末ごとに500円はちょっと高いかも・・・。と感じるかもしれませんが、そこは安心してください。
ドコモでは独自の割引プランである、「docomo with」というサービスが利用できるんです。
ドコモが指定した端末を契約することで、月々の利用料金から1,500円割引されるというなんともお得なこのプラン。
もちろん端末ごとに1,500円割引されつづけるので、月々の利用料金を抑えたい場合にも最適なんですよ。
対象端末はそれほど多くはないものの、最新モデルから人気の高いモデル、らくらくフォンまでそろっているので家族で利用する場合にとっても最適なんです。
また、ひとりで利用する場合も「2台目プラス」という制度があり、プランにかかわらずデータ量をシェアできる仕組みです。
たとえば、スマホとタブレットを契約すると通常は
スマホ
基本料金(980円~)+パケットプラン(2,900円~)=4,180円
タブレット
基本料金(1,700円~)+パケットプラン(2,900円~)=4,900円
合計:9,080円
支払うことになります。でもこの「2台目プラス」プランを利用してデータ量をシェアすると、
スマホ
基本料金(980円~)+パケットプラン(2,900円~)=4,180円
タブレット
基本料金(1,700円~)+シェアオプション(500)=2,200円
合計:6,680円
まで料金が抑えられるんです。
もちろんデータ通信量によって月額料金は変動しますが、スマホとタブレットをお得に使いたい人や、仕事用とプライベート用でスマホを分けたい人におすすめですよ。
他にもフォトパネルや携帯用ゲーム、時計、IoT家電などと併用したい場合用に「デバイスプラス」という料金プランもあります。
気になる料金プランを大解説!
ここまでは基本プランの説明とご紹介をしてきました。
この項では具体的にポケットwifiを使った場合の料金の詳細を解説していこうと思います。
実はドコモではポケットwifiだけの金額プランというものが存在しません。
どういうことかというと他社サービスの場合は、ポケットwifi○○GBで1ヶ月○○円というプランがあるのが普通ですよね。
しかしドコモでは、スマホとポケットwifiあわせて○○GB使えるパケット料金プランが1ヶ月○○円というシステムなんです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、たとえば10GBのプランを契約した場合スマホとポケットwifi両方のデータ通信が合計で計算されるというしくみなんです。
ポケットwifiを利用する場合のプランも、シェアができるものと1人用に分けられています。
・ウルトラデータパック
こちらは一人用のプランで、データ量によって料金が変わります。
ウルトラデータLLパック
データ量:30GB 月額料金:8,000円
ウルトラデータLパック
データ量:20GB 月額料金:6,000円
上限が30GBにされており、プランも2つだけなのでシンプルでわかりやすいのが特徴。
・ウルトラシェアパック
対して、複数端末でデータ量をシェアできるプランはウルトラシェアパックという名前です。
ウルトラシェアパック100
データ量:100GB 月額料金:25,000円
ウルトラシェアパック50
データ量:50GB 月額料金:16,000円
ウルトラシェアパック30
データ量:30GB 月額料金:13,500円
このようにデータ量で料金が変わっていきます。
ただ、同じ30GBで比較した場合、ウルトラデータパックが月額料金8,000円であるのに対して、ウルトラシェアパック30は13,500円と5,500円も差がでるのが気になります。
2人家族ならシェアパックではなくさきほどご紹介した2台目プラスプランを利用したほうが料金がおさえられるでしょう。
ドコモユーザーの場合は?
先ほど、ドコモのポケットwifiプランはドコモユーザーとそうでない場合で変わってくると説明いたしました。
それではどれほど違うのでしょうか?
ひとりで使う場合
通常プラン
・基本料金(カケホーダイライト) 1,700円
・ベーシックパック5GB 5,000円
・SPモード(ネット接続費) 300円
合計 7,000円
ポケットwifiプラン
・基本料金(カケホーダイライト) 1,700円
・データプラン(wifiルーター×1) 1,200円
・ウルトラデータパック20GB 6,200円
・SPモード(ネット接続費) 300円
・mopera U シンプルプラン 200円
合計 9,900円
と、使えるデータ量は5GBから20GBと4倍になったのに、実費負担は2900円です。
平均的なポケットwifiの価格は3,000円で7GB程度なので、今回のケースと比較すると15GB分増やすのに7GB3,000円×2=6,000円必要になってしまいます。
半額以下でデータ量が増やせる計算になるんですね。
家族で使う場合
ポケットwifiを利用しないシェアプランの場合、家族5人の料金プランのモデルはこのようになっています。
・基本料金(カケホーダイライト) 1,700円×5=8,500円
・シェアパック15GB(親回線×1) 11,300円
・シェアオプション(子回線×4) 500円×4=2,000円
・SPモード(ネット接続費) 300円×5=1,500円
合計 23,300円
ポケットwifi導入後のプランはこちら
・基本料金(カケホーダイライト) 1,700円×5=8,500円
・データプラン(wifiルーター×1) 1,200円
・ウルトラシェアパック50GB 14,200円
・シェアオプション(×5) 500円×5=2,500円
・SPモード(ネット接続費) 300円×5=1,500円
・mopera U シンプルプラン 200円
合計 28,100円
4,800円プラスとなりましたが、使えるデータ量は3倍以上になりました。
ドコモでは通常データ量を追加購入すると1GB1,000円かかるので、50GB-15GB=35GB分購入するとなると35,000円必要になる計算になります。
それを考えると負担が4800円ですむのはかえってお得ですね。
※こちらの料金モデルは「ずっとドコモ割」15年以上適用されていることを想定しています。
ドコモ以外のキャリアではプランが違う?
では一方で、ドコモ以外の人が利用したドコモのポケットwifiを契約したい場合はいくらかかるのでしょうか?
・基本料金
通話なしのデータプラン 1,700円が必要です。
・パケット料金
ベーシックパックか定額プランから1つ選択
ベーシックパック
プラン | 月額 | データ量 |
ステップ1 | 2,900円 | 1GB |
ステップ2 | 4,000円 | 3GB |
ステップ3 | 5,000円 | 5GB |
ステップ4 | 7,000円 | 20GB |
定額
パケットプラン | 月額 | データ量 |
ウルトラデータLパック | 20GB | 6,000円 |
ウルトラデータLLパック | 30GB | 8,000円 |
もちろんデータ量が少ないものを選べば、それだけ料金は抑えられますが、ポケットwifi利用を検討している時点である程度のデータ通信量は必要でしょう。
そこでウルトラデータLパックを利用した場合の月々の金額をシュミレーションしてみました。
基本料金 | 1,700円 |
ウルトラデータLパック | 6,000円 |
mopera U シンプルプラン | 200円 |
合計 | 7,900円 |
これに他社スマホ料金がプラスされるので、wimaxなどのポケットwifi利用時と比較するとかなり割高な印象ですね。
やはりドコモユーザー向けのサービスであるといえそうです。
ドコモのポケットWiFiの端末を比較してみた!
ドコモの公式サイトに掲載されているポケットwifiの端末は4種類ありました。
それぞれのスペックや特徴を比較してみたいと思います。
機種名 | Wi-Fi station N-01J | Wi-Fi station HW-01H | Wi-Fi station N-01H | Wi-Fi station L-01G |
通信速度 | 788Mbps | 370Mbps | 337Mbps | 262Mbps |
サイズ | 約62×98×13.6mm | 約64×100×22mm | 約63×115×11mm | 約107×65×20mm |
重さ | 約110g | 約173g | 約117g | 約186g |
バッテリー要領 | 2500mAh | 4750mAh | 2500mAh | 4880mAh |
ディスプレイのサイズ | 約2.4インチ/TFT | 約2.4インチ/TFT | 約2.4インチ/TFT | 約3.0インチ/TFT |
待ちうけ時間 | 約970時間 | 約1810時間 | 約1180時間 | 約2200時間 |
通信時間 | 7時間~14時間 | 15時間~20時間 | 9時間~13時間 | 17時間~20時間 |
海外対応 | – | ○ | – | ○ |
付属品 | クレードルN02、 Type-C変換アダプタ (試供品) |
チャージャー用変換ケーブル
USB接続ケーブル ACアダプタ |
クレードル | チャージャー用変換ケーブル
USB接続ケーブル |
と、このようなラインナップで展開しているようです。
現在の最新機種はWi-Fi station N-01Jで、こちらは最大速度(下り)が788Mbpsとかなり高速なのが特徴です。
また、電波を安定させるためのクレードルも標準でついているので屋内利用もしやすいです。
DocomoのポケットWiFiを使うメリットが知りたい!
ドコモのポケットwifiの料金プランや専用機器についてふれてきましたが、具体的にドコモのポケットwifiを利用するメリットはどんなものがあるでしょうか?
対応エリアが広いのでどこでも使える!
ドコモは古くから通信サービスを行ってきました。その歴史の中でアンテナ基地局を日本各地に立ててきたこともあり、大手キャリアの中でも特に使えるエリアが広いという特徴があります。
さらに、通信モードの種類が豊富なのがドコモポケットwifi最大の強みでしょう。
通常のポケットwifiサービスの多くは、1~2種類ほどなのですがドコモの場合は4G・FOMA・VoLTEなど複数の通信方法が利用できます。
アンテナ数が多いだけでなく、回線種類が多いことでいつでも安定したデータ通信が利用できるんです。
ポケットwifiの専用業者は高周波数の通信を利用することが多く、都市部で利用する分には問題ないのですが屋内や地下での利用など障害物に弱いという弱点があります。
ドコモは日本全国をカバーしているので、これまで他の業者のwifiを使って電波が入りにくくて使いにくかったという人でも快適にインターネット通信が利用できますよ。
通信速度が光回線なみのスピード!
Wi-Fi station N-01Jの最大通信速度は788Mbpsと、他社のサービスと比較しても圧倒的に早いことがわかっています。
この最大速度に対応しているのは東名版の都市に限定されているとはいえ、かなり脅威的な数字だといえるでしょう。
首都圏に住んでいる人はWi-Fi station N-01Jさえあればかなり快適にネット利用ができるのではないでしょうか?
海外旅行にいくときも便利
ドコモはWORLD WINGという国際的なネットワークサービスを展開しています。
これは、日本国内で契約し使っている電話番号やメールアドレスなどがそのまま使える国際ローミングシステムです。
使える国は227カ国以上で、国内キャリアトップクラスのつながりやすさです。
通信レベルは5段階に分けられていますが、Wi-Fi station HW-01Hとstation L-01Gでは最高値のレベル5に対応しています。
これにより 3G・3G850・GSM・LTEすべての通信規格が海外でも使えるということになるんです。
海外に行く機会が多い人におすすめですね。
短期間の通信制限がない!
他社にはあまりみられないドコモならではの特徴として、短期間の通信制限がないということです。
短期間の通信制限というのはたとえば、3日間で10GB以上使ったら制限がかかるといったもの。
もちろん1ヶ月の通信量を使い切れば制限はされますが、プラン内であれば1日の使用量上限はありません。
これもドコモの通信状況が安定していることが理由なのでしょうね。
映像関係の大きなデータをよくやりとりする人にはありがたい特徴なのではないでしょうか?
ドコモの回線を使っているスマモバも人気がある!
そんな安定したドコモの通信回線を格安で使いたい!という人におすすめなのがスマモバという会社のサービスです。
というのも、スマモバえはNTTドコモのLTE回線とFOMAのエリアに対応しているんです。
そのためつながりやすさと、お得な使いやすさを両立させたサービスとして人気が上昇しているんですよ。
格安SIMがメインですが、ポケットwifiの展開も行っています。
おすすめのプランはこの2つです。
・ギガプレミアム
月額4,980円で1日3GBまで使えるデータ通信用SIMです。
・LTE使い放題
月額3,980円でLTE回線が利用し放題のかなりお得なプラン。ポケットwifiを利用するなら断然こちらのプランがおすすめです。
ポケットwifi単体のほかに、スマホ用SIMやタブレットとのセットも用意されているので、これを気に格安SIMへ乗り換えたい方へおすすめです。
端末は最新ではないのでスペックに注意
スマモバで使われているのは富士ソフト +F FS030Wという端末です。
スマモバをあまりおすすめしない人の中には、wifiの機器が最新ではないという理由で批判している意見もたくさんあります。
たしかにスマモバは36ヶ月契約なので、途中で端末のスペックが古くなってしまったら・・・と考えるとちょっと困ってしまいますよね。
しかし、富士ソフト +F FS030Wはコンパクトながら高機能の端末なのでよほど特殊な使用例でないかぎり問題なく快適に使えると思います。
最大通信時間は24時間(Bluetooth)なので、外出することがおおいひとにも長時間利用が可能です。
もちろんLTE使い放題も利用できるので、オフィスなどの屋内で仕事に使いたいという場合にも最適ですよ。
使い放題のプレミアモバイルは超おすすめ!
でもどうしても上限があるのが気になる・・・という人におすすめしたいのがプレミアモバイルというサービスです。
株式会社光通信の関連企業で、通信がしやすくサービスも充実している点が人気なんですよ。
他サービスで使われている回線や製品を利用することで、経費を抑えて高いコストパフォーマンスを実現しているんです。
プレミアモバイル(Premiere mobile)を解説
現在プレミアモバイルでは2種類のポケットwifiが利用できます。
いずれも人気の高いHUAWEI社のものなのではじめて使う人でも安心。
・Mobile WiFi E5383
サイズ:高さ 58mm / 幅 95mm / 厚さ 16.4mm / 重さ 約120g
バッテリー:3000mAh(モバイルバッテリーとしてスマホの充電も可能)
連続通信時間:13時間
通信ネットワーク:
LTE:B1/B3/B19/B21
UMTS:B1/B6/B19
IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)
同時接続台数:10台(wifi接続時)
・Speed Wi-Fi NEXT W04
サイズ: 約H130×W53×D14.2mm / 約140g
バッテリー:2,750mAh
連続通信時間:550分
通信ネットワーク:WiMAX 2+ / 4G LTE
同時接続台数:10台(wifi接続時)
3ヵ月で980円
じつは、そんなプレミアモバイルでは他社サービスのようにキャッシュバックキャンペーンなどは展開されていないようです。
ただ、キャッシュバックにもまけないようなかなりお得なキャンペーンを開催しているんです。
2018年8月に契約した人は3ヶ月間、月額980円で利用できるというもの!
通常4,380円のプランが980円と大幅値引き価格で利用できるというだけあってすでに10,000件以上の申し込みがあるようです。
あまりに申し込み手続きが殺到した場合は、早期締め切りも考えられるので気になるかたはお早めに!
契約者にモバイルバッテリーが譲渡。Mobile Wi-Fi E5383が実質無料
先ほどご紹介したポケットwifiのMobile Wi-Fi E5383契約すると、毎月1,000円の端末割賦代金が発生します。
でも実は、プレミアモバイルに契約したら「月々割」という割引が適用されるんです!割引される金額は月々1,000円!
つまり通信料金だけで実質無料でポケットwifiが利用できてしまうということいなります。
1ヶ月の利用制限がなく、回線も安定しているプレミアモバイル。お得にポケットwifiを使いたい!という人に最適ですね。
さらにこのMobile Wi-Fi E5383はスマホを接続すればモバイルバッテリーとして利用できるので、一石二鳥のお得な契約内容となっています。
simフリーでも使用可能
プレミアモバイルで人気のMobile Wi-Fi E5383は、実はSIMフリーでも利用可能なんです。
そのため通信規格さえ合致していれば、どの通信会社のSIMでも利用可能ということ。
複数の通信キャリアを利用している人にはかなり使いやすい端末といえそうです。
プレミアモバイルは店舗のほかにオンラインでも申し込み可能です。申請後2時間くらいあとには、担当者から連絡がくるので忙しいけどすぐにwifiを申し込みたい!という人でも手軽に利用できてしまいます。
回線エリアを解説
なぜドコモはネットにつながりやすいの??
この記事内でもたびたび出ているように、ドコモは安定してつながりやすいのが魅力です。
なぜドコモは電波がつながりやすいのでしょうか?
それは4×4MIMOという技術を採用しているから。
これは簡単に説明すると、通信に4種類のアンテナを利用してデータを複数のルートで送ることでどれかひとつの通信経路が不安定でも確実に通信が行えるというサービスです。
地域ごとに周波数を変えているから効率的な通信ができる
また、ドコモでは地域ごとに通信料が異なるという点に着目し、800MHz・2GHzとふたつの周波数のバランスを地域によって変えています。
これにより回線が混雑するのを避けて、よりスムーズな通信が利用できるのです。
この800Mhzの周波数はドコモとauだけで割り当てられています。
このほかにもCA(キャリアアグリゲーション)という複数の回線を束ねて使うという仕組みを採用しているため、高速通信が可能なのです。
ドコモはPREMIUM 4Gという最新技術を使っているから
上記の技術を複数取り入れているのが2016年に発表され、207年春から実装されている「PREMIUM 4G」という通信方法。
CA(キャリアアグリゲーション)で広い通信経路を獲得するという技術を基本に、4×4MIMOで多重データ送受信を行い安定化させます。
それに加えてQAMを拡張させることで、取引できるデータ量を増やすというものです。
道路でたとえると、CA(キャリアアグリゲーション)で道幅を広げて、4×4MIMOで上下にも道路を作り、QAMを拡張はトラックの積載量を増やすといったことでしょうか。
これにより高速通信のLTEをLTE-Advancedとしてより高速化することを可能にしました。
2017年8月には最大738Mbpsの通信速度を実現しています。
伝統を持ちながら常に新しい技術を取り入れていく、現在のドコモのサービスの充実度合いはこうやって作られてきたのですね。
逆にドコモのポケットwifiのデメリットはなにがある?
他サービスと比べるとかなり割高
高機能なサービスが利用できるとは言え、ドコモのポケットwifiはかなり割高です。
wimaxなどで、月額4,000円代で高速インターネットを利用できることを考えると、最低でも7,000円はかかる(しかもデータ量が少ない)ドコモのサービスは高く設定されていることがわかります。
月額料金を抑えながら効率よくインターネットを利用したい人にとっては悩むところですね。
無制限プランが用意されていないのでライトユーザーむけ
ドコモのポケットwifiは無制限や使い放題のプランは用意されていません。
wifiを使うにあたってデータ通信量はかなり大きな比重があると思うので、これはかなり由々しき問題だといえるでしょう。
スマホやタブレットを使うときに通信制限にならないようにポケットwifiを使いたいという人も多いですから、制限があると気になってしまいますよね。
スピードモードで実質無制限にはなるけれど・・・
かといって、1ヶ月のデータを使い切っても追加購入ができないわけではありません。
利用上限を超えて通信制限になっても1GB1,000円でデータを購入することができます。
とはいっても、これは普通にスマホが通信制限になったときの対処法と同じなのでwifiの意味がない上にやはり割高です。
データプランは翌月からの反映となり、月の途中では変えられないので余裕をもって契約するといいでしょう。
1ヶ月のデータ上限を使うと厳しい制限
docomoのポケットwifiの通信上限に達してしまったら、通信制限がかけられます。
制限後は128kbpsまで低速になるので、動画配信はおろか画像つきのサイト閲覧ですらかなり厳しいものになってしまいます。
wimaxでは制限後も動画が見られるレベルの規制だということを考えると、やはり厳しい印象がありますね。
ドコモは無制限プランがないので規制をゆるくしたら無意味になってしまうため当然といえば当然かもしれませんが、・・・。
ドコモのポケットWiFiを利用者した人の口コミを紹介
・20代 女性
他社も検討していましたが、対象エリア外であること多い地域に住んでいるため、料金やサービス内容で比較することができずに電波の入りやすいdocomoに申し込みました。
たしかに通信サービスも問題なく、動画や大きいデータをダウンロードするときも問題なく使えるので仕事に不可欠な存在となっています。
ただ、料金プランがもっとお得になればいうことないのですが・・・。
スマホは他社のものを使っているので、wifi申し込み時に携帯も乗り換えればよかったと後悔しています。
他社サービスとドコモのポケットwifi を料金やスピード等で比較
他社サービスとドコモのポケットwifi を料金やスピード等で比較
ドコモのwifiサービスはそんなに高いのでしょうか?
他社の人気のあるサービスと表を使って比較してみました。
キャリア | データ | 料金 | キャンペーン |
docomo | 1GB~100GBまで | 2,980円~ | 特になし |
au | 7GB/上限なし | 3,696円~ | 特になし |
softbank | 7GB | 3,696円 | ソフトバンク割引あり |
Wimax | 7GB/上限なし | 3,696円~ | キャッシュバック等 |
Y!mobile | 7GB/上限なし | 3,696円~ | 特になし |
このようになりました。
ドコモはプランが複雑なためスペースの関係上料金を簡略化して記載しましたが、すでに紹介したとおり大容量プランを利用するためには20GB6,000円、30GB8,000円と別途で基本料金がかかります。
さらに家族でシェアする場合はもっと料金が高くなります。
使い放題のプランがないのが最大の弱点だといえますね。ソフトバンクやAUもモバイル通信キャリア本社自体はそこまでポケットwifiに乗り気ではないにしろ、ちゃっかり系列会社でお得なポケットwifiを展開しています。
なぜここまでドコモは割高なプランを崩さないのか?と疑問に思いますが、ドコモユーザーは長年利用している人が多く年齢層が高いこと、ブランド志向の人が多い傾向にあることが影響しているのでは?と指摘する意見もありました。
価格が高いということ自体がブランドになっている、そう感じる人をメインターゲットにしていると考えれば強気の価格設定も納得できます。
ドコモのスマホを使っている人でもwimaxやy!mobileがおすすめ?
でも、ドコモを使っている人全員がそのような考えをもっているわけではないですよね?
製品やサービスは気に入っているけど、料金は抑えたいと思う人も多いはず。
そんな人にはやはり他社のポケットwifiを利用するのも一つの方法だと思います。一人暮らしや学生さんの場合、5GBの容量でも他社の使い放題プランがより高い・・・。これはかなりの痛手ですよね。
動画配信をそれほど利用しないという人でも、最近はツイッターやフェイスブックなどのSNSなどの広告も動画で出ることが多いです。
そこで知らず知らずのうちに通信量がかさんでしまい、そんなにつかっている実感のないまま通信制限にかかるなんてことも・・・。
インスタグラムでも最近はただの画像データだけではなく動画投稿がメインになりつつありますし、自分はライトユーザーだと思っていても想像より多くのデータ通信をしていることも十分考えられます。
それらを考慮すると、やはりwimax等のサービスのほうがコスパがいいでしょう。
結局ドコモのポケットwifiはどんな人におすすめ?
ドコモのポケットwifiをおすすめしたい人はおおきくわけて2種類のユーザーです。
・ドコモユーザーの人
ドコモの料金プランは高い高いといっていましたが、実際ドコモユーザーが利用すればそこまで高くならずに抑えることができます。
ただやはり上限があることが懸念されるので、そんなに長時間ネットを利用しないライトユーザーのドコモ契約者が一番お得にこのサービスを使えるのではないでしょうか?
・エリア対象の人
やはりノウハウが桁違いにあるだけあって、ドコモのつながりやすさは群を抜いています。
そのため他社サービスではつながりにくかったり、地下など特殊な環境で作業することが多い人にとっては多少割高でもドコモの方がいいかもしれません。
他社もどんどん改善されてきているとはいえ、特に災害時などはドコモがつながりやすいと感じた人が多いようです。山間地帯に住んでる人もドコモやauを使っている人が多いですよ。
まとめ ドコモや他社サービスのポイントを比べてから使うといい
この記事ではドコモのポケットwifiについて解説しました。
高速インターネットサービスが充実しているとはいえ、やはり少し高い印象です。
とはいえ、高いニーズがあったりお得に利用できる方法もないわけではないので、自分の利用状況や他社との比較をした上でメリットが大きければ契約するのもアリだと思います。
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