W07.au初のシャープ製モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W07」が発売される
2020年3月に最新型のポケットWi-FiであるW07が発売されることになりました。今回はシャープが製造を手掛けていることで話題になっており、新機能やスペックへの期待が高まっています。
au初のシャープ製モバイルルーター「Speed Wi-Fi NEXT W07」 – ケータイ Watch / https://t.co/3ZSVwqrZOX
法人向けで何故かUQじゃなくauブランドが先だけど、W06まではHUAWEI製だった型番がそのままシャープ製のものに…。
— Mno_ (@Mno_Citz) January 16, 2020
au、初のシャープ製モバイルWi-Fiルーター、「Speed Wi-Fi NEXT W07」を法人向けに発売 | 2020年 | KDDI株式会社 https://t.co/6p2JuhW82R
W07って今までのシリーズと同じ命名ながらファーウェイじゃなくてシャープ製、しかも法人向けなのかw
…UQ系で扱わないの(。-`ω´-)カナー?— しん@SJ5A(MT)石団’20 2/8盛りだくさん会,14AM。アンコールは当たり前では無い! (@aichun0914) January 16, 2020
W07の発売日はいつになる??
現時点では法人向けサービスを対象に2020年3月以降に発売されるようです。ネット上では一般向けの販売は5月ごろに行われるのでは予測されています。
— すいか (@doayokononusi) January 17, 2020
結局WiMAXに落ち着きそう。
Speed WiFi NEXT W05かW06だとW06。
W05は2018年1月発売
W06は2019年1月発売
となると、
W07が2020年1,2月頃出るかもしれない。
待った方がいいのかなぁ。— 藍 (@aiiro_sora) December 21, 2019
W07の性能やスペックは発表されている?
W07の性能やスペックは現在ここまでオープンになっています。注目のポイントは大容量バッテリーの搭載、高速通信、QR読み込みによる回線接続機能です。
W07は次世代通信規格である5Gに対応するのではないかと予測するサイトもあるほど多くの期待を集めていました。
しかし、今回のW07は5Gには対応していないようです。
また、特筆すべきはこれまでWiMAXのポケットWi-FiであるWシリーズは、中国のHUWAIが製造を担ってきました。しかし、W07からはSHARPが製造を担っています。
これはアメリカがHUWAIに対して規制を行っている影響によるものと考えられます。ドナルド・トランプ大統領はHUWAIに輸出制限を行うことを大々的に発表し、イギリスや韓国、日本でもその動きが広がっています。
その結果いままでWシリーズは中国のHUWAI社が担っていたはずが、日本でも締め出しを行いSHARPの製造となったわけです。
基本スペック | |
---|---|
商品名 | Speed Wi-Fi NEXT W07 |
メーカー | SHARP |
カラー | ブラック |
対応通信規格 | WiMAX 2+/4G LTE |
サイズ/重量 | (約) 108 (W) x 72(H) x 15(D) mm/約150g |
ディスプレイサイズ | 約2.4インチ |
電池容量 | 4,000mAh |
最大通信速度 | 受信最大958Mbps/送信最大75Mbps |
無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n (2.4GHz) IEEE802.11a/n/ac (5GHz) |
充電時間 | 測定中 (Type C共通ACアダプタ02 (別売) 使用時) 測定中 (Type C共通ACアダプタ01 (別売) 使用時) |
国際ローミング | LTE/UMTS |
Wi-Fiテザリング台数 | 最大10台 |
連続通信時間 | 測定中 (初期設定時) |
連続待受時間 | 測定中 (初期設定時、Wi-Fi未接続時) |
付属品 | SIM取り出し用ピン (試供品) |
外でもバッテリー残量を気にせず使える大容量4,000mAhバッテリー
W07は大容量の4000mAhバッテリーです。これまで発売されたポケットWi-FiではWX06の3200mAhが最大のバッテリー容量でした。しかし、W07はかなりの大容量4000mAhです。
ノーマルモードでの通信時間は13時間~15時間ではと予測できそうですね。
W07 | W06 | W05 | WX06 | WX05 | WX04 | |
バッテリー | 4000mAh | 3000mAh | 2750mAh | 3200mAh | 3200mAh | 3000mAh |
通信時間(ノーマルモード) | 測定中 | 9時間 | 9時間 | 11.5時間 | 11.5時間 | 11.5時間 |
製造元 | SHARP | HUAWEI | HUAWEI | NEC | NEC | NEC |
高速通信で快適なインターネット環境を実現
下り速度は最大で958Mbps、上り速度でも75Mbpsですからかなりの高速通信を実現しています。
最新型のWX06ですら440Mbpsなので理論値では2倍近くの性能を有していることになります。しかし、実際の接続環境ではこのような速度で通信できることはなく、100Mbps~200Mbps程度と予測されるので過度な期待は禁物です。
QRコードの読み取りやWPSに対応している?
i phoneやi padのカメラ機能でW07に表示されるQRコードを読み込むことで簡単にインターネットに接続することができます。面倒くさいパスワード入力が不要になるのは嬉しいですね。この機能は現在発売されている最新ポケットWi-FiであるWX06にも搭載されています。
W06以上の速度は必要?
普通にスマートフォンを使用する範囲ではホームページを閲覧したり、Yout tubeで動画をみたりということが多いでしょう。その場合、従来並みの機能があれば速度的には十分と言えそうです。
W07のバッテリーの持ち時間は長い?
W07は大容量の4000mAhバッテリーですからW07より前に発売されたどのポケットWi-Fiよりもバッテリー容量が大きいです。
連続通信時間は現在測定している最中のようですが、これまで以上に長時間の通信が実現できるでしょう。
W07はクレードルが付属する?
オプションでクレードルが発売されます。クレードル自立する拡張機器でWiMAXを優先接続することができます。これによって手持ちのパソコンなどもW07でネットに優先接続することができます。
W07は5GやWi-Fi6に対応する機能がある?
KDDIで公式に発表されたW07のスペックでは5Gへの対応については触れられておりません。今後の情報を待つしかなさそうです。
ちなみに当初予定では2020年中に5G通信に対応したポケットWi-Fi端末を作る計画のようですが、次世代技術のため予想は難しいといえます。
W07の発売日とスペックを徹底予測してみた
公式で発表されているW07の画像やスペックを紹介します。
基本スペック | |
---|---|
商品名 | Speed Wi-Fi NEXT W07 |
メーカー | SHARP |
カラー | ブラック |
対応通信規格 | WiMAX 2+/4G LTE |
サイズ/重量 | (約) 108 (W) x 72(H) x 15(D) mm/約150g |
ディスプレイサイズ | 約2.4インチ |
電池容量 | 4,000mAh |
最大通信速度 | 受信最大958Mbps/送信最大75Mbps |
無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n (2.4GHz) IEEE802.11a/n/ac (5GHz) |
充電時間 | 測定中 (Type C共通ACアダプタ02 (別売) 使用時) 測定中 (Type C共通ACアダプタ01 (別売) 使用時) |
国際ローミング | LTE/UMTS |
Wi-Fiテザリング台数 | 最大10台 |
連続通信時間 | 測定中 (初期設定時) |
連続待受時間 | 測定中 (初期設定時、Wi-Fi未接続時) |
付属品 | SIM取り出し用ピン (試供品) |
WiMAXルーター、W06までHUAWEI製だったけど、W07からSHARP製になるんだね。これで2つの流派は両方とも(一応)日本メーカーになるわけだ。
HUAWEIは中国のメーカー
SHARPは鴻海傘下だから、大陸から台湾に仕事が移ったとも言える
W07の発売時期は2020年5月中旬と予定されている
W07は現時点で法人向けに3月から発売されるという情報しか発表されていません。予想では夏前とされているようですが公式の発表を待つしかなさそうです。
通信速度は20Gbpsあるって本当?
W07は現時点では5Gに対応していることがアナウンスされていません。更に公式のスペックでも下り速度は最大で958Mbps、上り速度でも75Mbpsと発表されていますから、20Gbpsの通信速度ではないでしょう。
ポケットWi-Fiが20Gbpsの速度で使えるようになるのはもう少し先になりそうです。
バッテリー容量は4,000mAhは長持ちが期待できる!
バッテリー容量は大容量化に成功しています。これまでは最大でも3200mAhというポケットWi-Fiしかありませんでしたが、W07は4000mAhです。予想では15時間程度の連続通信が可能であると考えられます。
W07は重くなってしまう?50g重いという意見もある
W07は重量が増えると予測されています。バッテリー容量が大きくなった分、バッテリーの大きさそのものが大きくなっていると考えられるのでこのような予測になっているのでしょう。
今回はシャープが端末を作りますが、もし、重さは150gとやはり重くなっていました。これは仕方ないといえるレベルので話でしょう。
また、50g重くなったからとっても、実際はそこまで不便を感じるとは考えにくく、(約) 108 (W) x 72(H) x 15(D) mmというサイズを考えれば十分コンパクトと言えそうです。
W07 | W06 | W05 | WX06 | WX05 | WX04 | |
バッテリー | 4000mAh | 3000mAh | 2750mAh | 3200mAh | 3200mAh | 3000mAh |
通信時間(ノーマルモード) | 測定中 | 9時間 | 9時間 | 11.5時間 | 11.5時間 | 11.5時間 |
製造元 | SHARP | HUAWEI | HUAWEI | NEC | NEC | NEC |
重量 | 約150g | 約127g | 約125g | 約131g | 約128g | 約128g |
WiMAX2+の契約はW07発売まで待った方が良いのか?
WiMAXでは契約することで最新型の端末をゲットできます。しかし、必ず2020年に一般向けにサービスが開始されるとアナウンスされているわけではありません。
もし、WiMXを契約するとすれば、GMOとくとくBBのようなキャッシュバックキャンペーンをおこなっているプロバイダーと契約して、W07が発売されたら違約金負担キャンペーンを行っているブロードWiMAXと契約するという方法もあります。
さて、W07は5Gへの対応が期待されていましたが、実際は5G未対応という結果でした。しかし、それでも下り速度は最大で958Mbps、上り速度でも75Mbpsという高速通信を実現しており、4000mAhという大容量バッテリーを実現しています。
このスペックはこれまでのポケットWi-Fiとは一線を画す性能です。今後更に技術進化して5Gに対応したポケットWi-Fiを使用できる日を多くの人が期待しているでしょう。
コメント