Speed Wi-Fi HOME L02の評判や口コミはL01SとHOME 01よりいいのか

  1. 性能が飛躍的に向上したとの声も!話題の新型Speed Wi-Fi HOME L02を徹底分析
    1. 結論!HOME L02・L01S・HOME 01どれが一番優秀な家庭用置くだけwifi?
    2. 好評を博した先代モデルよりパワーアップ!HOME L02への良い評判・口コミ
    3. そんなに進歩していない?HOME L02への悪い評判・口コミ
    4. UQWIMAXだと3800円かかる.GMOなら無料
    5. Speed Wi-Fi HOME L02の基本スペック
  2. 引越しシーズン直前に満を持してリリース!HOME L02の性能・進化ポイント
    1. これが無料?好評だった先代モデルからさらに洗練されカッコいいデザイン!
    2. 同時接続が可能な端末数がHOME01の22台から42台に倍増!
    3. 最大通信速度1,237Mbp電波ビュンビュン4k動画もサクサク!他機種を凌駕する下り最大速度を達成
    4. 家中どこでも繋がりやすい!4本の最新型アンテナで広がるネットの世界
    5. ヘビーゲーマーも納得のスピーディーな応答速度
    6. まさに光速!スマホからボタン1つルーター操作可能でさらにスピードアップ
    7. 工事・待ち時間ナシ!簡単に利用できる手軽さが◎
  3. 完全無欠?最新モデルHOME L02に弱点は無いのか
    1. HOME L02のウィークポイントその1 外出先で使いにくい
    2. HOME L02のウィークポイントその2 上り最大速度が据え置き
    3. HOMEL02を販売しているファーウェイってどんな会社?
    4. 実際問題どのぐらい通信速度が出ると困らないの?
    5. L02とソフトバンクエアを比べたらがどっちがおすすめ?
    6. 据置型最強はL01!ならば携帯型最強W06と比べたら?
    7. おまけ!L02の通信速度・安定性を試す裏ワザ

性能が飛躍的に向上したとの声も!話題の新型Speed Wi-Fi HOME L02を徹底分析

回線工事の必要がなく、コンセントに差し込むだけで利用できるため、手軽にインターネットが楽しめる家庭用ルーターですが、光と比べると「通信速度」で格段に劣るのが難点でした。

そんな中、光並みの通信速度を実現したという新型ルーター、「Speed Wi-Fi HOME L02(以下L02)」を、2019年1月末にファーウェイ社がリリースし、早くも注目が集まっています。

しかし、登場から間もないため評判を知ろうにも情報が少なく、新規購入や他機種からの乗り換えすべきか、イマイチ決めきれなくて悩んでいる方も多いはず。

そこで今回は、同社の先代モデルである「L01S」および、ライバルであるNEC製の「HOME 01」とL02のどれが優れているのか、性能・スペック比較はもちろんのこと、実際に利用を始めたユーザーのリアルな声を紹介。

その後、L02のスペックを詳細に分析、長所・短所などを丸裸にすることによって、導入への参考にしていただこうと思います。

各プロバイダからHOME L02がもらえるプロバイダをピックアップしました。
最も安いのはカシモですね。
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端末がもらえるプロバイダ 置くだけwi-fi 速度の比較 工事 料金

カシモWiMAX
Speed Wi-Fi HOME L02 下り最大1237Mbps【一番早い】 不要 1380円(一番安い)

GMOとくとくBB
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BIGLOBE WiMAX2+
Speed Wi-Fi HOME L02 下り最大1237Mbps【一番早い】 不要 2695円

他の置くだけWi-Fiについては以下をご覧ください。
置くだけwifiのデメリットと口コミ。auとdocomo,wimaxナンバー1

結論!HOME L02・L01S・HOME 01どれが一番優秀な家庭用置くだけwifi?

いきなり結論から始めてしまいますが、どれが一番優秀なのかについては、以下で示すスペック表を見れば一目瞭然。

商品名 L02 HOME01 L01s
製造メーカー HUAWEI NEC HUAWEI
発売日 2019年1月 2018年12月 2018年1月
最大通信速度(下り) 【ハイスピードモード】

最大558Mbps

【ハイスピードプラスエリアモード】

有線接続時最大1,000Mbps(Wi-Fiは867Mbps)

最大440Mbps

 

最大通信速度(上り) 【ハイスピードモード】
最大30Mbps
【ハイスピードプラスエリアモード】
最大75Mbps
最大75Mbps 最大30Mbps
ビームフォーミング 対応 対応 非対応
WIMAXハイパワー 非対応 対応 非対応
Wi-Fi設定お引越し機能 対応 対応 非対応

家庭用置くだけwifiを選ぶ、最大のポイントとなるであろう「下り通信速度」に着目すると、L01Sはもちろん約1ヶ月先立って販売開始されたHOME01を、L02がかなりの差をつけて凌駕しています。

特に、ハイスピードプラスエリアモードにおける下り最大速度は、驚異の1ギガを実現しているほか、ハイスピード(通常)モードで比較しても、他の機種を寄せ付けない強さです。

また、HOME01には通信状況が悪い時に送信パワーを上げて、速度を約20%改善する「WIMAXハイパワー」という機能が唯一備わっていますが、それを計算に入れても下り通信では「最速」と評価できるでしょう。

とはいえ1ギガ超えの通信速度を達成し、エリアも拡大するL01のハイスピードプラスモードですが、必然的に「au4GLTE」を併用するため、

  1. 4GLTEのオプション料金が発生する
  2. 月内7GBまでの通信量規制がかかる
  3. 通信量規制を超えるとWiMAX2+通信も速度制限が発生

などといったデメリットも出てきます。

ただ、1については2年契約ではなく3年契約にすれば、4GLTEオプション料金が発生しないので解決可能ですが、2・3についてはデータ使用料を節約する必要があるため、いくら1ギガの速度を得られても、なんだか不満を持ってしまいそう。

常に動画を見たりネットゲームをする方であれば、現実的なL02の下り最大通信速度は「558Mbps」と捉えておくべきで、代落ちモデルとなるL01Sは一歩劣りますが、WIMAXハイパワーが利用できるHOME01と、それほど使用感に違いはないでしょう。

好評を博した先代モデルよりパワーアップ!HOME L02への良い評判・口コミ

L01Sの登場が2018年1月ですから、まだ1年足らずしか経過していないうちに新型を出してきたファーウェイは、持てる技術を結手することで先代モデルはもちろん、先行登場したHOME01を上回るルーターを世に送り出しました。

ここでは、世界で初めて1ギガを超える通信速度を達成したWIMAXホームルーター、L02に対する良い評判・口コミをいくつか紹介していきましょう。

HOMEL02の良い口コミを話す男性

エリアも場所も関係なし家中どこにいようと、どの端末を使おうとネトゲもヨウツベもスムーズ極まりない、L02のギガ通信半端ないって!

HOMEL02の良い口コミを話す女性

私はよく、半身浴中にお風呂で動画などを見て過ごすのですが、以前のホームルーターは繋がらなくなることも多かったので、今回新発売のこちらを試してみました。いやはやすごいの一言、高画質の動画でもサクッと見れて快適この上ありません。

HOMEL02の良い口コミを話す男性

L02は神ルーター!スマホで調べごとをしつつパソコン仕事を進めている隣で、息子がPS4のモンハンワールドをオンラインで遊び、嫁がタブレットを使ってレシピチェックしながら、同時にYouTube付けてても動作に問題なし。笑いしか出てこんwww。

HOMEL02の良い口コミを話す女性

L02は早くて安い、あとはうまいがついたらどこぞの牛丼みたいになりますが、これまでのホームルーターとは比べ物にならない性能だと思います。正直、工事費の高い光回線要らなくない?って感じです。

新発売されたばかりなので情報収集に苦労しましたが、とにかく「速い・繋がる・便利」などのフレーズが目立ち、Twitterをチェックしても導入したことで家中のネット環境が劇的に改善したという、満足と喜びの声で溢れかえっていました。

特に、後程触れる「最高速通信」対応エリアの方や、旧機種では通信安定性が良くなかった場所での、環境改善に対する高評価が多く見受けられました。

そんなに進歩していない?HOME L02への悪い評判・口コミ

一方、いくつかL02への悪い評判・口コミも発見したので、印象的なものをピックアップしていきます。

HOMEL02の悪い口コミを話す男性

ギガスピード対応という触れ込みに引かれ、L01sから早速乗り換えたけど、違いがさっぱり分からん。本当に性能アップしてる?

HOMEL02の悪い口コミを話す男性

8K動画を夜見ていたら、突然停止して繋がりにくくなった。おいおい話題の新機種っていうからL02にしたのに、どういうこと!?

HOMEL02の悪い口コミを話す女性

確かに速いわよL02は、でもあっという間に速度制限がかかってしまうから、結局遅いWIMAXの方しか使えません。スピードアップするなら、制限がかかるデータ量も増やすべきじゃない?

L02への悪い評判・口コミを見ると、L01Sとの性能差について疑問符をつけている方もいましたが、正直に言うとL01Sもかなり完成されたホームルーターであるため、これまで問題なく通信環境が確保された場合、極端に速くなったと感じられないケースも。

また、8K動画は非常に受信するデータ容量が大きいため、いかに最新型のL02と言えども、時間帯・使用環境によっては、安定性に欠ける可能性を否定できません。

通信制限は機種に一切責任はなく、ユーザーの利用状況次第と言えますから、これをもってL02の性能が低いと評価するのは、正直「酷」というものです。

UQWIMAXだと3800円かかる.GMOなら無料

おそらく、当サイトをご覧いただいている大多数の方がご存じとは思いますが、初心者や新規参入ユーザーに向けてお伝えしておくと、WIMAX2+通信に使用する電波を提供しているのは、L02・L01S・HOME01いずれの場合もau傘下の「UQ」です。

そして、本家UQでもL02を購入可能ですが、機種代金として「3800円」がプラン料金とは別に必要ながら、全く同じL02を他のプロバイダで契約可能で、しかも中には無料でゲットできるところもあります。

執筆時点では、キャッシュバックキャンペーンを展開している、GMOとくとくbbでもらうのが一番お得でしょう。

① WIMAX 2+ギガ放題(3年)接続サービス・・・月額4,263円(初回2ヶ月は月額3,609円)
② WIMAX 2+(3年)接続サービス・・・月額3,609円

この2つのプランでL02を新規契約した場合、UQ同様3,000円の事務手数料はかかりますが、30,500円(※)ものキャッシュバックを、超速ルーターと一緒にゲットすることができます。
※・・・予告なく終了・内容変更する場合があるので要確認

しかも、送料は自己負担ながら「室内での通信速度に不満」だとか、「初めてWIMAXを利用するので他商品も試してみたい」などいった問題が発生しても、申込から20日以内であれば、違約金なしでキャンセルできる「お試し期間」まであるので安心です。

また、キャッシュバックと月額料金割引のいずれかをチョイスでき、支払いを口座振替にしたらさらに月額料金が安くなる「biglobe」や、機種代金無料はもちろん他社からの違約金なしで乗り換え可能な、「broadwimax」もおすすめです。

Speed Wi-Fi HOME L02の基本スペック

先ほど比較表はご覧いただきましたが、ここからは現在最強の置くだけwifiと言えるL02の基本スペックについて、さらに詳しく見ておきましょう。

商品名 SpeedWi-FiHOMEL02
製造元 ファーウェイ
サイズ(mm) H178×W93×D93
Wi-Fi規格 802.11a/b/g/n/ac
重量 約436g
対応OS Windows7・8.1・10/MacOSX10.9以降
動作環境 周囲温度範囲0~40℃・周囲湿度範囲5~90%
同時接続台数 最大42台(LANポート2台・2.4GHz20台・5GHz20台)
電源 AC100~240V50/60HzDC12V

さすがは、グローバル企業の代表格であるファーウェイ製というべきか、100Vの一般家庭用電源だけではなく、工場などで利用されている高出力の240Vでも利用可能な上、あらゆるWi-Fi規格・OSに対応している、全世界・全業種向けの商品スペックと言えます。

引越しシーズン直前に満を持してリリース!HOME L02の性能・進化ポイント

L02が世に出たのは2019年1月25日ですから、転職・就職・就学・転勤などの多い、引っ越しシーズンである春を見据えて、ハーウェイはリリースしたと考えられます。

心憎い戦略と言えますが、性能的に進化していなければ、新規購入・乗り換えユーザーを獲得できない。

という訳でここからは、L02がどんな点で先代モデルや他の機種より優れているのか、ストロングポイントを整理していきましょう。

これが無料?好評だった先代モデルからさらに洗練されカッコいいデザイン!

こういった記事を執筆していながらなんですが、筆者の実家はインターネットや光回線についての知識が疎く、一応ネット環境は整備しているものの使用しているルーターは、2本ニョキっと角の生えた古いタイプの商品です。

それにひきかえ、最新機種であるL02のデザインを見ると

※UQコミュニケーションズ公式HPより

パッと見「アロマスタンド」のような面持ちで、これならおしゃれなリビングにおいてもインテリアの邪魔になりませんし、カフェやバーなどに設置しても、雰囲気を壊すことなんてありません。

これが無料でもらえるの?と驚いてしまうほどの完成度で、評判の良かった先代L01Sの基本デザインコンセプトは引き継ぎつつも、わずかに軽量化が図られています。

同時接続が可能な端末数がHOME01の22台から42台に倍増!

約1ヶ月先にリリースされた、HOME01の同時接続台数は22台ですが、そのうち無線Wi-Fi接続可能なのは20台、つまりL02なら2倍のモバイル機器を、1台でカバーできることになります。

また、同じWi-Fi接続であっても、機器によって対応している周波数が異なり、

  • 5GHz・・・電波干渉が起きにくいため、高速で大量の通信にも耐えるが、対応機種が少ないうえ遮蔽物に弱い。
  • 2,4GHz・・・対応機種が多く遮蔽物に強いが、電波干渉が起きやすく速度が遅め。

という2つの周波数をWIMAXルーターでは使用するのですが、HOME01がそれぞれ10台ずつであるのに対し、L02はこちらも当然倍。

例えば、リビングに据置しているパソコンや家電機器はUSB有線・5GHz接続で、持ちまわることの多いタブレット・スマホ・携帯ゲーム機などは、2,4GHz接続で利用する「使い分け」も可能です。

平屋建てやマンションであれば、すべてのモバイル機器を5GHz接続にしておくのもいいでしょうし、ある程度の規模までならお店やオフィスでも、十分対応可能な同時接続台数といえます。

最大通信速度1,237Mbp電波ビュンビュン4k動画もサクサク!他機種を凌駕する下り最大速度を達成

L02の進化ポインとして外せないのは、やはり光並みいやそれを超える水準となる、1,237Mbp(※)を実現した下り最大通信速度でしょう。
※・・・ハイスピードプラスエリア有線接続時、現在は東京都・埼玉県一部のみで提供されており、それ以外のエリアは最大1Gbpとなる。

もちろん、この下り最大通信速度は「理論値」であり、自動車のカタログ燃費と同じように、実際の通信速度はエリアや使用状況、家屋の形状などによって落ちてしまいますが、それでも光と比較して「遅い」と感じることはあまりないでしょう。

音楽や画像は当然ながら、容量の大きいクリアな4k動画も、ストレスなく視聴やダウンロードできますし、白熱中のネットゲームが途中で止まってしまい、イライラすることも少なくなるはずです。

ただし、いくらサクサクネットを楽しめるといっても、3日通算で10GBもしくはハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超過すると、「通信制限」がかかってしまう点に注意。

特に、ハイスピードプラスエリアモードで通信超過すると、例えギガ放題プランであっても、月末まで「128kbps」という激しい制限がかかってしまうので、基本はWIMAX2+接続である、ハイスピードモードで利用したほうが無難かもしれません。

なお、L02には あらかじめ設定したデータ量になると、ハイスピードプラスエリアモードからハイスピードモードへ、自動的に切り替えてくれる機能が搭載されているので、たくさんネットを利用する方は、こちらを有効活用すると安心です。

また、L02には「Data Usageランプ」がついており、

設定したデータ量を超えていないor直近3日間で10GBを超過していない→緑色
設定したデータ通信量を超過した状態→黄色

といった具合に色が変化するので、一見してデータ量超過の有無を確認することもできます。

家中どこでも繋がりやすい!4本の最新型アンテナで広がるネットの世界

先代のL01Sは非常に評価が高かったものの、設置場所から階や壁を隔てた場所では通信が不安定になったり、閉鎖性の強い鉄筋構造の家や風呂場などでは、イマイチ繋がりにくいという声も、ちらほらですが出ていました。

そんな不満の声を解決すべく、ファーウェイは最新型の高性能アンテナを開発、L02に4本搭載しました。

4方を広範囲でカバーする高感度アンテナにより、格段に通信安定性が向上しているだけではなく、HOME01に採用され話題を呼んだ、「Wi-Fi TXビームフォーミング」という新機能も追加。

Wi-Fi TXビームフォーミングとは、「追跡する」というその名前通りスマホやタブレットなどのWi-Fi機器の位置を検知、集中して効率よく電波を送信することで、通信を安定・向上させる技術です。

最新型アンテナとWi-Fi TXビームフォーミングの採用によって、L02はL01Sと比較して約30%通信速度がアップ、低・中電波域の通信安定性も格段に向上しているなど、まさしく家中Wi-Fi電波が「飛び回り状態」になるのです。

なお、Wi-Fi TXビームフォーミングは5GHz接続時のみの対応で、接続端末側も対応している必要があり、

  • アップル社・・・iPhonePhone6以降
  • サムスン製・・・SCL22以降
  • ソニー製・・・SOV33以降
  • シャープ製・・・SHV32以降

などが、現時点における主だった対応機種となっています。

ヘビーゲーマーも納得のスピーディーな応答速度

オンラインゲームを楽しんでいる時、ゲーマーが気にするのは通信速度ではなく、実は反応速度であり、単純に遊ぶだけなら1ギガなんて超速度は必要ありません。

一方、コントローラーなどの操作に反応してくれる時間、つまり応答速度の方が重要ですが、L02の場合環境にもよりますが、平均的に30ms以下の応答速度が確保されるようです。

「ん?それってどのぐらいの速度なの?」という方もいるはずなので解説すると、ネット業界における応答速度の単位msは「ミリセコンド」の略で、言い換えると1,000分の1秒。

つまり、30msは0,03秒ということですので、これなら操作に反応速度が追い付かずアクションが遅れ、あえなくゲームオーバーなんて心配もなさそうです。

まさに光速!スマホからボタン1つルーター操作可能でさらにスピードアップ

もう1つ、L01Sにはなかった便利すぎる機能がL02には追加されており、それがHiLinkという専用スマホアプリを経由することで、電波の強さを調べることができる「ベストポジション機能」です。

電波の強さは、ルーター本体に付いているLEDライトの色で4段階確認できますが、アプリからなら13段階で細かく強弱をチェックできるため、自宅内で最も電波が飛んでいるベストな場所に設置すれば、L02はさらに持ち前の性能をいかんなく発揮してくれます。

また、ルーターの状態確認や設定変更操作もこの専用アプリからできる上、他のファーウェイ製機器の一括管理も可能なので、愛用ユーザーはぜひダウンロードしてみてください。

工事・待ち時間ナシ!簡単に利用できる手軽さが◎

光回線と異なり、平均して2万円近く費用が掛かる工事も、待ち時間もなく誰でも手軽にネット世界へ飛び込めるのが、置くだけWi-Fiのメリットです。

また、L02とHOME02は旧ルーターから新ルーターへ、SSID・暗号化キーを移することができる、「Wi-Fi設定お引っ越し機能」に対応しています。

通常、機種変更をすると新しいルーターのSSID・暗号化キーを、接続するモバイル全てに再登録しなければいけませんが、この機能を使えばそんな手間なく利用を再開できます。

光回線では、工事完了・開通まで少なくとも1ヶ月はかかりますし、引越し先がマンションだと工事不可であるケースもありますから、時間と費用そして手軽さで見ると、置くだけWi-Fiの方が断然利用しやすいと考えています。

完全無欠?最新モデルHOME L02に弱点は無いのか

通信速度や同時接続台数始め、数多くの進化を遂げたL02の性能を詳細に解説しましたが、ここまで見る限り明確な弱点と呼べるものは、ほとんどありませんでした。

しかし、世の中そんなに甘くないもの、完全無欠に思えるL02にも「置くだけWi-Fi」だからこそのウィークポイントが、2つ存在します。

HOME L02のウィークポイントその1 外出先で使いにくい

L02含め、据え置きタイプのホームルーターはすべてバッテリーを有していないため、必然的にコンセントのない屋外では利用できません。

もちろん、職場やネットカフェなど電源を確保できる場所なら利用可能ですが、大きさや重さからみて持って回るのには不向きなので、屋外で頻繁にネットを利用するユーザーは、自宅でも屋外でも利用可能なモバイルルーターを、チョイスしたほうが良いでしょう。

HOME L02のウィークポイントその2 上り最大速度が据え置き

動画などをSNSなどにアップロードする速度である、「上り速度」についてもL01Sの30Mbpsから75Mbpsへ改良されていますが、HOME01とは互角の速度であり、光回線と比較した場合はどうしても見劣りします。

しかし、光回線並みの上り通信速度が必要なのは、毎日欠かさず数多くの動画をアップロードする本格的なユーチューバーか、ビジネスシーンでビックデータをやり取りする、企業ぐらいなもの。

正直、旅行先での様子などを画像・動画撮影し、インスタやTwitterなどへたまにアップしている程度なら、L02を利用してその上り速度に不満を抱くことは、まずないと考えています。

導入コストが高く、場合によっては回線を引くことができないケースもある、光回線の代わりに置くだけwi-fiを選ぶなら、スペック的にもっとも優れているL02が、現時点ではNo,1ホームルーターと言えるのではないでしょうか。

HOMEL02を販売しているファーウェイってどんな会社?

今回比較対象したHOME01を開発、販売したのは日本のNEC ですから、多くの方がその名前と実績をご存知でしょうが、L01SとL02を販売しているハーウェイについて、あまり知らないこともあるはず。

そこで、このところ少々きな臭いうわさも絶えない、ファーウェイという会社の概要について、当サイトではリサーチをしてみました。

ファーウェイが誕生したのは1987年のこと、設立当初は携帯電話関連機器の開発会社として、中国国内の企業と取引していました。

しかし、2000年ごろからアジア・ヨーロッパ・南米・アフリカなど、北米を除く世界中の国や地域の企業とビジネスを始め、今や世界有数のICTソリューション・プロバイダに成長しています。

日本への参入は2005年、最初は大手携帯会社へWi-Fiルーターを提供しているだけでしたが、徐々にスマホ・タブレット市場に手を伸ばし始め、日本法人だけで約7兆3,200億円の売上高を誇る、超巨大企業となっています。

世界中にユーザーを抱えるファーウェイですが、アメリカからは敵対視されることが多く、北朝鮮などへの輸出規制に違反した嫌疑で召喚状を送り付けられたり、2018年には現会長の娘で副会長の孟氏が、米国政府の要請を受けたカナダ当局に逮捕されました。

ただ、一連の疑惑をファーウェイはきっぱりと否定しており、先進通信技術の開発競争のライバルである中国を抑え込みたい、米国の思惑が絡んでいると指摘されていますし、次世代通信技術「5G」に関しては、ファーウェイが主導権を握るともいわれています。

実際問題どのぐらい通信速度が出ると困らないの?

使いすぎによる通信制限はともかく、最速と言われる光回線しろ工事不要の置くだけWi-Fiにしろ、各メーカーが主張している通信速度は、ユーザーの利用状況によってかなり下がってしまうことは、否めない事実です。

では、どの程度の通信速度があれば、快適にネットを楽しめるかと言うと、実はネットサーフィンやショッピング程度の利用なら10Mbpsあればサクサク、4K画質で映画を楽しんだり、長時間ネットゲームで遊ぶユーザーでも、40~50Mbps出ていれば十分。

通常、Wi-Fiルーターの実測通信速度は、「ベストエフォート型」と呼ばれる最大理論速度の3割程度と言われているため、L02の場合はハイスピードプラスエリアでの利用をしなくても、計算上では167Mbps確保できることになります。

これなら、家族中で複数台の端末で同時利用しても、スピード感溢れるネット生活を送れると考えています。

ちなみに、ギガ放題プランでハイスピードプラスエリアを利用しなくても、3日間で10GB以上利用した場合、翌日の午後6時~午前2時まで通信制限がかかりますが、10GBに到達するにはYouTubeを20時間以上見続ける必要があります。

よほどヘビーなネットユーザーでもない限り、対して気にすることはないでしょうが、接続したまま値落ちしたりすると、目覚めたとき動画がカクカクなんてこともあるので、寝る前にはネット接続を切るか、Wi-Fi機器をOFFにするようにしましょう。

L02とソフトバンクエアを比べたらがどっちがおすすめ?

今回は、比較対象としてL01SとHOME01を挙げ、L02の長所・短所を解説しましたが、「ソフトバンクエアーはどうした?!」と、思っている方もいるかもしれません。

確かに、L02同様改正開通工事など必要なく、すぐにWi-Fi通信を楽しめるソフトバンクエアーですが、肝心かなめの下り最大速度が350Mbps止まり、L02と比較すると208Mbpsもの差ができています。

しかも、全国主要都市以外の地域ではドンドン最大速度が落ちていき、最も遅い地域では110Mbpsしか出ず、ソフトバンク的に言うと東京都は全国主要都市ではないのか、都内にも350Mbps対象外エリアが存在します。

一応、ソフトバンクユーザーなら、スマホ料金の割引が受けられるメリットがありますが、L02もauユーザーに対する割引制度を用意していますし、最大64台接続可能なのを売りにしているものの、そんなに接続する機会が果たしてあるか疑問です。

結果として、今回ソフトバンクエアーは不戦敗扱い、今後の改良に期待したいところですが、現状この対決については「L02の圧勝」と当サイトは判断しました。

据置型最強はL01!ならば携帯型最強W06と比べたら?

実は、L02の販売スタートと同時に、最新モバイルWi-FiとしてW06も販売され、どちらを選ぼうか悩んでいる方もいるようです。

両機種とも、最大通信速度(上り・下り)は全く同じで、高感度アンテナを搭載したことや、解説したビームフォーミング機能を完備している点も共通しており、何より屋内・屋外双方で、サクサクとネットを繋げられるのがメリットです。

しかし、その評判・口コミを調査したところ、L02より若干実測通信速度に劣るというものが見受けられ、屋外で頻繁に使用するスマホとの通信速度が遅めで、屋内では安定性がイマイチだという情報もありました。

その他にもW06の場合、

  • バッテリー切れ&電池の劣化
  • グレードルか変換アダプタがないとLAN接続できない
  • 最大接続可能数が16台しかない

などといった、携帯型だからこそのデメリットもあります。

ですので、外出先でノートPCを頻繁に利用する方や、Wi-Fiを経由することでスマホのデータ通信量を節約したい方には、W06をおすすめできますが、屋内での通信安定性を求めるのであれば、断然L02の方が上だと評価しています。

おまけ!L02の通信速度・安定性を試す裏ワザ

どれだけL02の評判が良くても、自分の住んでいるところでどれほどの通信速度が得られるかわかりませんし、初めてWIMAX機器を導入するユーザーは、そもそもどの程度ネットが安定してつながるのか想像つかないもの。

実は、先代モデルのL01Sの場合、UQコミュニケーションズの「tryWIMAX」を申し込めば、15日間の無料トライアルを利用可能ですが、最新機種のL02はまだ対象機種となっていません。

そのため、ぜひ対象にしてほしいという声も多く上がっていましたが、同じ場所で同じモバイル機器と接続した際、L02の方がL01Sより遅い通信速度になることは、ほとんどと言っていいほどあり得ません。

ですので、手始めにtryWIMAXでL01Sをレンタルし自宅での通信状態を確認、満足できるレベルであればより通信速度の速いL02を申し込むという裏技を使えば、 失敗をかなり食い止めることができます。

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